炎の体育会TV 最も嫌われた主審といえば・・・ 家本政明

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最近DAZNで元Jリーグ審判の家本さんを見ることが多くなりました。

彼の現役時代のジャッジには物議をかもすものが多くありましたが

改めて家本さんのことを調べてみました。

家本さん経歴

  • 1973年 広島生まれ
  • 1996年 同志社大学卒業後京都パープルサンガに就職

家本さんはもともとサッカー選手でしたが、大学入学後に内蔵の病気が悪化。
選手としての活動は断念されました。
走ると吐血してしまっていたそうです。審判でも負担は大きそうですが。

同志社大学出身ということで、宮本恒靖さんの先輩のようです
しかもお二人とも経済学部です。

主審時代の家本さん

  • 2005年 国際主審に登録
  • 2006年 9月12日付 出場停止&1か月の研修を命じられる
  • 2007年 全国サッカー選手権大会2回戦で主審を務め、国内での審判業に復帰
  • 2008年3月 ゼロックススーパーカップ 鹿島-広島戦でカード乱発 Jリーグ無期限割当停止
  • 2008年7月 J2第20節 愛媛FC-水戸ホーリーホック戦で復帰
  • 2011年 イングランドでFAカップ1回戦の主審を務めた。
  • 2016年 鹿島-浦和 チャンピオンシップにてPKの判断が物議
  • 2017年 町田vs名古屋 選手取違え退場事件 
  • 2021年7月17日 J1第20節 サガン鳥栖-名古屋グランパス戦にて引退

数々の物議をかもし、2017年には本当に辞めようと思ったそうです。

しかし当時の日本サッカー協会審判戦略構想部会長を務めていたレイモンド・オリバーの言葉に感銘を受けてカードの数を大きく減らすなどのレフェリングスタイルの再構築に取り組みました

「日本の審判員は(中略)フットボールの本質が見えていない。フットボールにとって大事なことは、皆がフットボールを楽しむこと」「選手に共感し、スタジアムに共感し、フットボールに共感することが大事なのだ。最少の笛とカードで、最大の喜びと美しさを創り出すことが大事なのだ」「(家本が“良いレフェリー”から“素晴らしいレフェリー”になるためには)競技規則の表面的なことから自由になって、フットボールのフィロソフィに忠実になる必要がある」

Wikipedia

家本さんとの思い出 with ヴァンフォーレ甲府編

※私はずっとVF甲府追っかけているので、甲府との思い出を振り返ってみます。

2007年 FC東京-VF甲府

味の素スタジアムにて甲府の茂原選手が家本主審への暴言で7試合出場停止となる。

さらに驚いたのが出場していなかった林選手まで暴言で出場停止となる。

驚愕の7試合停止です・・・。
さらに出ていない林選手も出場停止ってもうわけがわかりませんでした。
(林選手は「おまえ相変わらずへたくそだな」と言ったという噂)

2015年 甲府-仙台

アディショナルタイムが1分と掲示されたのに、20秒で終了させた。
原因は家本さんとの他審判との連絡不足のためということです。

2020年 甲府-北九州

ピッチにいる小鳥を助けた家本さん。優しい。

小鳥さん救出の舞台裏(番外編)|いえぽん(家本政明)
はじめに 皆さんこんにちは。 Jリーグで審判をやってる家本です。 いつも温かいブーイングと緊張感高まるブーイング、ありがとうございます。 さて、先日、僕が担当した、 「J2リーグ 甲府v北九州」 の試合中の出来事(小鳥救出)についてネットでは、 「優しい」 「すごくいい」 「プロの仕事」 と言った嬉しい声があります...

甲府とは他にも様々思い出がありますが、
恐らく他チームとの思い出もたくさんあると思います♡

家本さん引退時

審判の引退としては異例なことに大きなニュースになり、
最終戦のサポーター、選手から暖かく讃えられました。
お人柄がしのばれますね。

甲府のマスコット、ヴァン君とフォーレちゃんからプレゼントをもらう。

DAZNで見せてくれました。お手紙もついてました。
甲府のホームスタジアムである小瀬ではいろいろ思い出があると家本さん自身も言っておりました。
たくさんの思い出をアリガトウ

最近の家本さん

DAZNJリーグジャッジリプレイにてご活躍
いつも見ています。

主審時代より全然好感が持てます。解説わかりやすいです。

先日の配信ではJ2第9節 大宮-甲府をやっておりまして

甲府のバライバ選手のひじが相手選手に入った、というシーンがあげられました。

これは審判の見逃しだね、、、というような論調の中

皆さん「これは、、、黄色と赤の間かなぁ」
というようなことをおっしゃってましたが、家本さんだけは
「これ、レッドです」と言い切っていました。

ふぅ、家本さんが主審じゃなくてよかったです・・・。

家本さんまとめ

家本さん、改めて振り返ってみると・・・やっぱり酷かったですねw
家本さんの試合では家本さんが主役になってしまう。
主審が家本さんだと知ると「ゲゲッ」と思ったものです。
同じことは選手も思っていたようです。

それでも引退前の何年かはジャッジスタイルの再構築をしていたということで
引退時の周りの反応は皆さんにそれが伝わっていたからだと思います。
ここで引退というのが惜しまれますね・・・。

でもやはり過去の出来事を知っていると
何か少しでもおかしなジャッジがあると
「また家本か~」と思ってしまうのは古株サポーターあるあるだと思います。

改めて映像など見てみて審判、特にサッカーの審判は大変だと思いました。
家本さんも家族まで害が及んだり、SNSを閉鎖するまでになったり、ご苦労されたようです。
またJリーグの組織ともうまくいかなかったり・・・。

でもどんなにバッシングされても何度もそれを乗り越えてきた家本さん

何度炎上してもそれを糧に現在のキャラクターを作り上げた家本さん
なかなかできることではありません。尊敬します。
これからもご活躍されることでことでしょう。

DAZNでは穏やかな表情で解説される家本さん。これからも応援しています!!

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