宮沢賢治さん設計の花壇がある花巻の茶寮かだん
NHKぶらタモリやふるカフェで紹介されました。
茶寮かだん アクセス
場所としては花巻市役所のすぐ近くでわかりやすいです。
花巻市役所からほそーい道を下ります。
ひゃっこ坂という坂です。
駐車場はカフェを過ぎてから左側に数台分あります。
ひゃっこ坂は花巻市役所方面からの一方通行です。
あまりに細い道だったので一度通り過ぎてしまいました。。。
茶寮かだん エントランス
立派な門のお屋敷でとてもカフェと思えないエントランスです。”かだん”の名入り灯ろうが出ていてわかりました。
が、入るのに躊躇します(笑)
それほど立派なエントランスです。
宮沢賢治設計の花壇は門をくぐって左側のお庭にあります。
玄関も立派で入るのに少し戸惑いますが
茶寮のご主人がやさしく迎えてくださいました。
この喫茶店の建物と庭は、元は賢治さんの祖母方の又従兄弟に当たる橋本家の別邸で、賢治さんは自身が造った花壇を眺めによく訪れたそうです。
橋本家は、岩手県内随一といわれるほどの大店「大津呉服店」を営む商家だったそう。1927年に建てられた邸宅には、贅(ぜい)を尽くした母屋と別邸、離れが造られましたが、現存するのは別邸のみだそうです。
茶寮かだん メニュー
コーヒーを飲みました。コーヒーにはHERSHEY’S のチョコが2個ついてきましたが
チョコレートを食べたいと思わないほどおいしかった!
豆も良いのでしょうが、水もおいしかったので水がいいのかもしれません。
茶寮かだん お部屋
縁側の席だとこのようにお庭を眺めることができます。
賢治さんもここから外を眺めていたのでしょうね。。
今はジャズが流れる素敵な空間です。席からは賢治さんの花壇は見ることができません。
残念なのは奥にアパートが見えることです(笑)
塀があったとしてもそれはそれで圧迫感がありそうで、贅沢は言えませんが。。
他にお客さんがいなかったので、本当にのんびりすることができました。
右側には”離れ”という建物が。
さすがの造りで、大きな神棚。欄間も立派でした。
玄関から入ってすぐの左の部屋は洋室となっていました。
こちらに賢治さんの妹さんが弾いたオルガンが飾ってありました。
田舎の大きなお屋敷といった雰囲気です。
茶寮かだん 離れ
”離れ”はギャラリーとなっているようです。
作家さんの器などがあり、購入もできるようです。
茶寮 かだん 宮沢賢治さん設計の花壇
宮沢賢治設計の花壇です。
宮沢賢治は他にも作庭や花壇を設計をしていたようです。農林高校出身だったからでしょうか?
手前においてあるタイルがカフェのコースターの柄になっています。
おしゃれですね~
宮沢賢治ゆかりの 茶寮かだん まとめ
当時の豪商のお屋敷ですが、
とても懐かしい落ち着く空間でした。
コーヒーはおいしいですし、オーナーさんのおもてなしも最高です。
近くにあったら時々来てぼーっとしたいカフェでした。
ただし、通常は込み合うようなので、ランチは特に予約を!
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